ジーコ監督について 感謝を込めて

退任されるであろうジーコ監督がについて、僕なりの感謝の気持ちをしめしたいと思います。



ジーコ監督が就任されてから最近まで、正直、かなりの不満がありました。

あくまで私見ですが、トルシエジャパンの時の方が、安心して、試合をみることができたと

思います。




それは何か。

トルシエジャパンは統率された組織力がいかんなく発揮されていました。

特にライバル韓国との試合では、1枚も2枚も日本が上だという試合運びをしていましたので、

優越感さえ覚えたものです。




それが、ジーコジャパンでの、韓国との2試合を見て、何だこれは〜と唸ってしましました。

(当然悪い意味で、ですが。。。)




それからというもの、批判的な目でジーコジャパンを見つめていました。




転機になったのは、あのギリシャ戦です。そう、メンバー落ちしていても、ヨーロッパチャンピオン

である、ギリシャに完勝した試合でした。




トルシエジャパンは格下相手だと、確実に勝つことができるが、強豪相手だと、勝てるとは思えない。


ジーコジャパンはツボにはまると強豪相手でも、互角以上にわたりあうことができたのですが、

格下相手に大苦戦する。


ぼくなりに理解した結果は、

トルシエジャパンだと、強豪国に近づけることはできるが、強豪国になることはできない。

ジーコジャパンだと、日本が強豪国になることができるかもしれない。


ワールドカップチャンピオンズリーグなど重要な大会で結果を出すことをできるのは、

当然組織力も必要ですが、想像力に富んだ個人の力だと思います。

それが勝敗を分けると思います。


ジーコ監督は、想像力に富んだ個人の力をつける、そして勝敗を分けるプレーを各個人に

求めていたと思います。以前の自分がそうであったかのように。


評論家は短絡的な批判記事が多いですが、

僕は間違いなく日本代表は進化していると思っています。

あとは、各個人が自覚を持って、ホントの意味でプロになることだと思います。

できますとも、僕たちの代表なんですから。。。


ジーコ監督 心より感謝しております。 

                                      一サッカーファンより・・・