デジタル化元年はテレビ業界衰退元年

先日ちょっと茶々が入ったので、


テレビ業界の今後について、考えてみました。


今後はじまるであろうデジタル放送ですが、映画業界がそうであったように、


これを契機に衰退していくことになると考えています。


大勢の視聴者がCMをみることにより、成り立っているテレビ業界について、


(それだけではないですが。。。)



視聴者側に少なくとも数万円以上の出費を強いることになるデジタル放送化は、


視聴者離れが如実になる契機と考えているからです。




視聴者側のメリットは?



こんなことがメリットとしてあげられています。



デジタル放送はインタラクティブです。



放送中にクイズやアンケートに参加できるなどですが、


はたしてこれがインタラクティブといえるのでしょうか



デジタル放送化は、テレビ局側にもメリットはないと聞いています。


真にメリットがあるのは、電波を有効利用したい国(通信業界)とテレビの買い替え


により売上げがあがる電器業界だけです。



一方で、ネットは動画の時代と言われています。


GyaoYouTubeの躍進はあくまで序章にすぎません。


数年前、ダイアルアップが当たり前、テキストを読むにも苦労した時代がありました。



今はどうでしょう。高画質の動画データが苦も無く見ることができます。


ネットでテレビと同じビジネスモデルで事業ができたら。。。



アメリカの調査では、8割近くの人がすでにテレビは退屈、ネットは楽しいと感じてい


ます。



テレビに無くて、ネットにあるもの。。。




それは、”on demand” 



人間の欲求を満たしてくれるものを楽しいと感じることは当然のことです。




僕はサッカーチームに例えこう予想します。




膨大な資金にささえられたユベントス(テレビ局)は、2部に降格(お茶の間の主役から降格)されることによりスター選手(スター)



がより、活躍ができる場(ネット)へ進出していくだろう。



昔、映画界が衰退した道をテレビ界もたどることになると思っています。


これも逆らうことができない時代の流れです。